


天井高のある現場でのケーブル配線作業は、脚立や高所作業車を必要とするケースが多く、不安定な場所での作業となるため、危険が伴います。ケーブルを配線するためには、天井部のアンカーに全ねじを取り付けて、支持金具を取り付けて、ケーブルを配線して、結束して...と作業工程が多岐にわたるため、必要な工具も多く、落下のリスクもあります。 
高所での細かい作業は集中力と熟練度が求められるため、若手作業者には特に難しい作業です。
高所でのケーブル配線作業は、安全確保・人材不足・作業の非効率性・コストなど多くの課題を抱えています。
ネグロス電工では、こうした課題に応えるべく、天井面へのケーブル配線を床上から可能にし、安全性・作業性を両立した商品『脚立不要先行配線工具 ラク天ツール』を開発しました。

ラク天ツールは、脚立や高所作業車不要で、床上4m程度まで床から施工できる便利ツールです。床から作業できるため、転落や工具の落下リスクを最小限に抑え、誰でも簡単に作業が行えます。そのため、作業効率の改善や人材確保の課題解決にもつながります。
大きな高所作業車が不要なため、作業スペースが限られる現場でも活躍します。脚立や高所作業車を使用した場合と比べ、移動や作業スペース確保の手間が軽減され、30〜40%の工数削減を実現できます。
近年増加傾向にある、意匠性を重視したスケルトン天井の現場でも、レイアウト変更や追加工事など後施工に活用可能です。伸縮棒に専用ヘッドを組み合わせることで、全ねじの取り付けから結束バンドの切断まで、床上で施工できます。



STEP
01

先端の穴から全ねじボルト(W3/8)を挿入します。
STEP
02

伸縮棒を伸ばし、めねじアンカーまたはインサートに全ねじボルトを挿入して回転させながら取り付けます。
STEP
03

工具を全ねじボルトから引き抜きます。


STEP
01

ヘッドのストッパーに解除ロープを取り付け、施工高さに合わせて伸縮棒の長さを調節し、解除ロープホルダーを取り付けます。
STEP
02

ケーブル支持金具をヘッドに差し込み、支持金具のバネ両端を絞るように上部を押し下げながらストッパーをかけます。
STEP
03

ケーブル支持金具に吊りボルトを挿入し、任意の高さで解除ロープを引き下げ、ストッパーを解除します。


STEP
01

ケーブル支持金具をヘッドに上部から差し込みます。
STEP
02

伸縮棒を延ばし、めねじアンカー又はインサートにねじ部を挿入して回転させながら支持金具を取り付けます。
STEP
03

工具を支持金具から引き抜きます。


STEP
01

結束位置にヘッドを当て、伸縮棒ごと押し上げてアームを閉じます。
STEP
02

結束バンド先端がフックに引っ掛かっていることを確認し、締付けロープを下に引き、結束します。
STEP
03

締付けロープをゆるめ、伸縮棒ごと引き下げてアームを開き、ヘッドを離します。


STEP
01

スリットに結束バンドの余長部分を合わせます。
STEP
02

突き当たるまで押し上げ、締付けロープを下に引き結束バンドをロックします。
STEP
03

結束バンドをロックしたまま、時計回りに一回転させ余長部分をカットします。
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