

近年の建物は気密性や断熱性が高いことから自然換気が難しく、
室内の換気設備と屋外のベントキャップをスパイラルダクト(換気用配管)で接続することで、
通気性を確保し、湿気や劣化から建物を保護しています。
外壁の貫通部は雨水や結露水の逆流を防止するために、所定の水勾配を設けシーリング(コーキング)をする必要があり、
従来施工では、スパイラルダクトや樹脂パイプ、特注スリーブを斜めに固定するなど対応に苦労していました。
ネグロスでは、水勾配の確保とシーリング処理を簡単に行える専用スリーブを開発。
ベントキャップとニップルの間に取り付けるだけの簡単設計のため、施工の省力化も実現しました。

- 従来施工-
従来はスパイラルダクト直結または特注スリーブを斜めに固定し、念入りにシーリング処理をする必要がありました。(図A)
また、S管を使用して傾斜を設ける場合はスペースが必要でした。(図B)

- 本商品使用時 -
ベントキャップ用スリーブを使用することで、傾斜が自然に付き、シーリングが簡単。
S管が不要になり、コンパクトな施工を実現しました。
屋外からの雨水の吹込みや、配管内の結露水が屋内側に流れ込まないように傾斜をつける必要があります。
従来施工では塩ビ管を斜めに固定し、屋外側を隙間なく念入りにシーリングして施工していたため手間がかかっていました。
本商品はあらかじめ勾配1/30を確保した設計を採用しているため、ベントキャップとニップルの間に取り付けるだけ。簡単に施工が行えるようになりました。

壁面側につばを設けることで隙間にシール材を充填しやすく、シーリング処理がしやすくなっています。
またつばがあることで、雨水の侵入防止や抜け防止にもなります。

本商品はあらかじめ水勾配を設けた設計となっているため、上面、下面の向きがあります。下側表示シールで上下の判別が容易になっています。

内径:100〜350mm(25mm単位)
全長:200〜500mm(100mm単位)
内径175mm、全長500mmの場合→
SD-VCS175-500

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