タフロックとは万一の火災の際に建築物の延焼を防ぐ防火措置材。
ケーブル等が防火区画の床や壁を貫通する場合は、建築基準法によって、
所定の防火性能があると認められた工法で確実に措置しなければなりません。
タフロックは国土交通大臣認定を取得した、現場の状況にあった工法を多数揃えています。
定番商品
ケーブルやPF管など電気通信工事に関わる貫通物を挟み、開口部に差し込むだけの簡単施工。
パテ詰め無しで、壁や床などあらゆる場所で施工可能。
占有率100%、すきま無く、開口部を最大限活用。
ケーブル・配管貫通部防火措置材
開口サイズφ100までの品番展開でご好評のタフロックスマート。もっと大きな開口サイズにも使いたい、というご要望にお応えし、バージョンアップ。
タフロックスマートのコンセプトである「開口に差し込むだけ」の簡単施工を実現しました。パテレス施工のため、誰が施工しても仕上がりが綺麗。従来品の特長はそのままに、より大きな床開口部に使用可能なタフロックスマートワイド床が誕生しました。
ブランチケーブルを床に通す際に必要となる開口径に対応した125、150サイズをラインナップ。
電線ケーブルだけでなく、様々な電気配管に対応した認定を取得。
タフロックスマートと同様に施工できる様に、様々な電気配管に対応した認定を取得しました。
ケーブル・配管貫通部防火措置材
従来品であるタフロック60は2002年6月より販売され、今ではケーブルラック貫通部用キットのスタンダードとなっています。
タフロック60で蓄積された商品メリットを踏襲、昨今の建築構造や設備仕様の変化にも対応し、その利便性をさらに拡げ、新商品タフロックロクマックスとして商品化をおこないました。
施工場所、貫通物に合わせて必要部材が揃った選べるキット品を3種類ラインナップ。従来よりも選定がラクラク。
※鋼製スリーブ有の場合
最近の建築現場で増えている100mmに満たない床厚。
タフロックロクマックスでは70mm以上の鉄筋コンクリート床で認定を取得しています。
対象構造にかかわらず同じ認定範囲。(RC・ALC壁・床、中空壁、ECP壁)。変わりゆく建築現場に対応しています。
ブロックの中身を見直し、軽量化。重さはタフロック®60の約半分に。
現場での運搬、高所への移動もラクラク。
スイッチ・コンセントボックス貫通部防火措置工法
中空壁のボックス貫通部に防火措置を施す際、ボックスと反対側の壁貫通部の防火措置はパテ充填工法が多く、施工及び目視による管理が困難でした。
この課題を解決するため、新規開発したボックス用内面シートとパテ不要のタフロックラクパッド(TAFRPA□)の組み合わせで、国土交通大臣認定を取得。ホテルの客室等の遮音が必要な箇所にも対応可能になりました。
PF管や電線ケーブルが貫通する側の従来工法はパテ充填工法が主流。
必要な量を充填すること、施工後に充填量を確認することが困難でした。パテを使わずシートを貼るだけなので、作業者の技術に拘らず施工が簡単に。作業時間も短縮されました。
従来はせっこうボード壁を貼られた後、ボックスの処理を行うことができない工法が多かったです。
当商品ではシート状の防火材をボックス内部に貼り付けるだけなので、あらかじめ設置しなくてもボックスなどが壁面に取り付けられた後に施工することが可能です。
パテ工法のような使用量の管理も不要です。
ケーブル・PF管側の開口は丸穴φ50以下、角穴200×50以下に対応。