日本国内における太陽光業界は、電気事業者が再生可能エネルギーによる電気を、
国が定めた価格で買い取るよう義務付けた『FIT法』制定(2012年)を機に、
急激な成長を遂げた一方、近年、終焉を迎えたとの認識を持たれることが多いです。
しかし、『SDGs』(目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに)の達成や、
事業に使用されるエネルギーを再生可能エネルギーから100%賄うことを目標とする国際的イニシアチブ『RE100』の実現、
2050年までにCO2の排出実質ゼロを目指す国策『2050年脱炭素社会』の実現に向け、
再生可能エネルギーとしての太陽光発電への期待は年々大きくなっています。
また、電気事業者が企業、個人の敷地・建物のスペースに、無償で太陽光発電設備を設置、運用、保守を行い、
電気を供給する『PPA』など、FITに変わるビジネスモデルが注目されています。
ネグロスでは、太陽光業界を取り巻く社会的背景を機に、
アルミ製太陽電池フラット設置架台(ハゼ式折板屋根用支持金具+太陽電池固定金具)を
ラインナップに追加し、より簡単な施工方法や施工時間の省力化を実現しました。
予め組み立てられた一体化構造とコイルスプリング搭載により片手で仮止めが可能。仮止め後、金具に不意に当たってもバネの力でクランプしているため金具が外れにくい構造になっています。
また、アルミ製のため、流水腐食によって屋根に錆が発生するリスクを低減します。
支持金具の屋根への固定、太陽電池の取り付けは上からの作業のみで設置可能。太陽光モジュール設置の省力化を実現しました。
丸ハゼ・角ハゼ兼用なため、金具選定が容易にできます。
太陽光電池モジュールを固定する中間部用固定金具には電気的接続プレートが同梱されており、別途手配する必要がありません。